







関西
関西は、日本の西部に位置する地域で、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県の2府4県で構成されています。歴史的な文化遺産が多く残るエリアであり、国内外から多くの観光客が訪れます。古くから日本の政治や文化の中心地として栄えてきた場所でもあります。観光スポットの魅力について紹介します。
関西地方四節折々の魅力
関西地方は、四季折々の自然と伝統文化が楽しめるエリアです。季節ごとに異なる表情を見せる風景やイベント、そして食文化が特徴的で、どの季節に訪れるかによって全く違った魅力を体験することができます。以下、春・夏・秋・冬の4つの季節ごとの関西の魅力を紹介します。
春(3月~5月)
春の関西は、桜(さくら)の名所が特に魅力的です。桜が咲き誇る時期には、多くの観光客が訪れ、幻想的な景色を楽しむことができます。


見どころ・アクティビティ
・桜の名所巡り
京都:嵐山
嵐山の桜並木や竹林が春の訪れを告げます。トロッコ列車に乗って桜を眺めるのもおすすめです。
大阪城公園
大阪城周辺では、約3,000本もの桜が咲き誇り、ライトアップされた夜桜も見事です。
奈良公園
桜と野生の鹿が作り出す独特の風景が楽しめます。東大寺や興福寺の境内も桜のスポットとして有名です。
春のイベント:ひな祭り
特に京都や奈良では、歴史的な町屋やお寺で美しいひな人形が展示され、日本の伝統文化を感じることができます。
夏(6月~8月)
関西の夏は、祭りや花火大会が盛んで、エネルギッシュな雰囲気を味わうことができます。また、暑い夏を乗り切るために冷たいスイーツも人気です。


見どころ・アクティビティ
祇園祭(ぎおんまつり)【京都】
日本三大祭りの一つで、7月に行われる壮大なお祭りです。豪華絢爛な山鉾(やまぼこ)が街中を練り歩き、伝統的な雰囲気を堪能できます。
天神祭(てんじんまつり)【大阪】
同じく日本三大祭りの一つで、7月末に行われます。川を舞台にした船渡御(ふなとぎょ)や花火大会が見どころです。
六甲山(ろっこうさん)【神戸】
夏の避暑地として人気があり、涼しい気候の中、ハイキングや絶景を楽しむことができます。
夏のグルメ:かき氷(かきごおり)
関西では、抹茶や黒蜜を使った本格派のかき氷が特に人気です。京都の老舗カフェなどで試してみましょう。
秋(9月~11月)
関西の秋は紅葉(もみじ)のシーズンで、美しい自然と伝統的な庭園が色鮮やかに彩られます。また、食欲の秋を満喫する絶好の機会でもあります。


見どころ・アクティビティ
京都:嵯峨野(さがの)や東福寺(とうふくじ)
嵯峨野トロッコ列車から見える紅葉や、東福寺の通天橋から眺める紅葉は、まさに絶景です。
奈良:吉野山(よしのやま)
春の桜だけでなく、秋の紅葉も美しい場所です。山全体が燃えるような赤や黄色に染まります。
琵琶湖(びわこ)周辺【滋賀】
紅葉と湖のコントラストが美しい場所です。比叡山(ひえいざん)からの眺めもおすすめです。
秋のグルメ:松茸(まつたけ)や栗(くり)料理
秋は旬の食材を楽しむ季節でもあります。京都の高級料亭では、松茸や栗を使った料理が提供されます。
冬(12月~2月)
関西の冬は比較的温暖ですが、雪景色やイルミネーションが楽しめる場所も多く、静かな中にも特別な美しさがあります。


見どころ・アクティビティ
金閣寺(きんかくじ)【京都】
冬の雪化粧をまとった金閣寺は、まるでおとぎ話のような幻想的な姿を見せてくれます。
六甲山のイルミネーション【神戸】
「神戸ルミナリエ」や六甲山の夜景は、冬のデートスポットとして人気です。
熊野古道(くまのこどう)【和歌山】
雪景色の中、静寂に包まれた古道を歩くことで、心洗われる体験ができます。
冬のグルメ:鍋料理やカニ
寒い季節には、京都の湯豆腐や、和歌山・淡路島のブランドカニなど、温かい料理がぴったりです。
関西地方の人気観光地






大阪府
大阪府は日本の近畿地方に位置し、関西圏の中心的な都市です。「天下の台所(てんかのだいどころ)」とも呼ばれ、食文化が非常に発達しています。また、商業やエンターテインメントの街としても有名で、多くの観光客が訪れる場所です。大阪市は県庁所在地であり、日本で3番目に大きい都市です。活気あふれる街並み、歴史的な建造物、そして独特の文化が魅力です。以下では、大阪府を訪れる観光客にとって役立つ情報を紹介します。
大阪城は、日本の歴史と文化を象徴する重要な建造物であり、大阪市の中心部に位置しています。豊臣秀吉(とよとみひでよし)によって1583年に築城され、戦国時代から江戸時代初期にかけての日本の政治・経済・文化の中心地として栄えました。現在では、大阪を代表する観光地として国内外から多くの観光客が訪れています。
大阪城
道頓堀
道頓堀は、大阪市中央区に位置する繁華街で、大阪を代表する観光地の一つです。食い倒れの街として知られ、グルメやエンターテイメントが楽しめる場所として国内外から多くの観光客が訪れます。また、ネオンサインや看板が立ち並ぶ街並みは「日本のタイムズスクエア」とも称され、エネルギッシュな雰囲気が特徴的です。
心斎橋
心斎橋は、大阪市中央区に位置する有名な繁華街で、観光地として国内外から多くの人々が訪れます。特に、ショッピングやグルメを楽しめるエリアとして知られており、「大阪の台所」とも呼ばれるミナミ地区の中心的存在です。心斎橋という名前は、江戸時代初期に架けられた「心斎橋」に由来します。この橋は、当時の町人文化を象徴するもので、現在でもその名残が残っています。


通天閣
通天閣(つうてんかく)は、大阪市浪速区に位置するシンボルタワーで、関西地方を代表する観光地の一つです。「新世界」と呼ばれるエリアに立地し、レトロな雰囲気と現代的なエンターテイメントが融合した独特の魅力を持っています。特に展望台からの景色や周辺のグルメスポットが人気で、多くの観光客が訪れます。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、大阪市此花区に位置する日本最大級のテーマパークです。ハリウッド映画をテーマにしたアトラクションやショー、そしてワールドクラスのエンターテイメントが楽しめる場所として、国内外から多くの観光客が訪れます。家族連れやカップル、友人同士で一日中楽しめる施設です。


四天王寺は、大阪市天王寺区に位置する日本最古の官寺(お寺)で、聖徳太子によって593年に創建されたとされています。日本の仏教文化の発祥地とも言われており、歴史的・文化的な価値が非常に高い場所です。また、周辺には多くの観光スポットや商店街があり、訪れる人々を魅了しています。
四天王寺


海遊館
海遊館(大阪港に位置する「天保山マーケットプレース」内にある水族館)は、日本を代表する大型水族館の一つで、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットです。特に、世界最大級の水槽や多様な海洋生物が展示されていることで知られており、「環太平洋」をテーマにした展示が特徴的です。


箕面公園
箕面公園は、大阪府箕面市に位置する自然豊かな公園で、関西地方を代表する紅葉の名所として知られています。国立公園「明治の森箕面国定公園」の一部であり、美しい渓谷や滝が特徴的です。都会の喧騒から離れた静かな環境でリフレッシュできる場所として、地元の人々だけでなく多くの観光客にも愛されています。


住吉大社
住吉大社は、大阪市住吉区に位置する歴史ある神社で、日本全国に約2,000社ある「住吉神社」の総本社です。古くから海の守護神や航海安全の神様として信仰され、また商売繁盛や縁結び、厄除けなどのご利益でも知られています。その歴史と伝統、そして美しい建築様式が魅力的な観光地であり、国内外から多くの参拝客が訪れます。








京都府
京都府は日本の近畿地方に位置し、古都・京都の歴史と文化が息づくエリアです。1200年以上もの間、日本の首都として栄え、「日本の心」とも呼ばれる場所です。伝統的な寺院や神社、庭園などが数多く残り、世界遺産も多く点在しています。また、四季折々の風景や独自の食文化も魅力的です。以下では、京都府を訪れる観光客にとって役立つ情報を紹介します。
金閣寺(正式名称:鹿苑寺・ろくおんじ)は、京都市北区に位置する臨済宗相国寺派の寺院で、日本の代表的な観光地の一つです。金箔で覆われた美しい建築物が特徴で、世界遺産にも登録されています。その輝く姿と周囲の庭園が調和した景観は、「京都のシンボル」とも称され、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットです。
金閣寺
清水寺
清水寺(きよみずでら)は、京都市東山区に位置する歴史ある寺院で、日本の代表的な観光地の一つです。世界遺産にも登録されており、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットです。特に、木々に囲まれた壮大な舞台造りの本堂や周囲の美しい自然が特徴的で、「京都のシンボル」とも称されています。
伏見稲荷大社
伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)は、京都市伏見区に位置する日本全国約3万社の稲荷神社の総本社です。商売繁盛や五穀豊穣、家内安全などのご利益で知られ、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットです。特に「千本鳥居」と呼ばれる朱塗りの鳥居が続く参道は、その象徴的な存在として広く知られています。


祇園
祇園(ぎおん)は、京都市東山区に位置する歴史あるエリアで、日本の伝統文化を象徴する場所の一つです。特に「花街(かがい)」として知られ、舞妓(まいこ)や芸妓(げいこ)の活躍する場所としても有名です。また、古い町並みや茶屋、そして伝統的な建築物が残るこの地域は、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。
嵐山
嵐山(あらしやま)は、京都市の西側に位置する自然豊かな観光地で、京都を代表する景勝地の一つです。竹林や渡月橋(とげつきょう)、そして四季折々の美しい風景が魅力的で、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットです。古くから貴族や文人たちが愛した場所として知られており、日本の伝統美を感じられるエリアです。


二条城(にじょうじょう)は、京都市中京区に位置する歴史的な城郭で、日本の国宝およびユネスコ世界遺産にも登録されています。江戸時代の建築様式や庭園が見事に保存されており、徳川家康(とくがわいえやす)が築いた「安土桃山文化」の象徴的な建造物です。また、1867年に大政奉還が行われた場所としても知られ、日本史において重要な役割を果たした場所です。
二条城


平等院
平等院は、京都府宇治市に位置する歴史的な寺院で、ユネスコ世界遺産にも登録されています。平安時代の1052年に創建され、日本を代表する仏教文化財の一つです。特に「鳳凰堂(ほうおうどう)」と呼ばれる美しい建築物が有名で、その姿は日本の10円硬貨や古い1万円札にも描かれていました。また、庭園や仏像なども見事で、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットです。


銀閣寺
銀閣寺(正式名称:慈照寺・じしょうじ)は、京都市左京区に位置する臨済宗相国寺派の寺院で、京都を代表する観光地の一つです。室町時代後期に建立された「東山文化」を象徴する建造物であり、ユネスコ世界遺産にも登録されています。「侘び寂び(わびさび)」の美学を感じられる庭園や建築が特徴的で、国内外から多くの観光客が訪れる場所です。


東福寺
東福寺)は、京都市東山区に位置する臨済宗東福寺派の大本山で、京都を代表する禅宗寺院の一つです。1236年に創建され、日本最古の禅寺の一つとして知られています。特に秋の紅葉シーズンには多くの観光客が訪れ、「通天橋(つうてんきょう)」や「臥雲橋(がうんきょう)」からの絶景が人気です。また、広大な庭園や歴史的な建造物も魅力的で、国内外から高い評価を受けています。








兵庫県
兵庫県は日本の近畿地方に位置し、多様な魅力を持つエリアです。北部には山岳地帯、南部には瀬戸内海が広がり、都市部と自然が絶妙に調和しています。神戸(こうべ)という港町を中心に発展しており、異国情緒あふれる街並みや豊かな食文化が特徴的です。また、歴史的な城郭や温泉地も多く存在します。以下では、兵庫県を訪れる観光客にとって役立つ情報を紹介します。
姫路城は、兵庫県姫路市に位置する日本を代表する歴史的建造物で、「日本の三大名城」の一つとして知られています。その美しい白漆喰(しろしっくい)で覆われた外観から「白鷺城(はくろじょう)」とも呼ばれ、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットです。また、1993年に日本初のユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録された歴史的な価値を持つ城郭でもあります。
姫路城
神戸ポートタワー
神戸ポートタワーは、1963年に完成し、当時は日本初の「パイプ構造」を採用したタワーでした。高さは約108メートルで、神戸港のシンボル的存在となっています。神戸港を一望できる展望スポットとして人気があります。そのユニークなデザインや夜間のライトアップが特徴的で、「鉄塔の女王」とも称される美しい建造物です。また、神戸の観光地として欠かせない存在です。
六甲山スノーパーク
六甲山スノーパークは、兵庫県神戸市の六甲山エリアに位置する冬のアクティビティスポットで、関西地方を代表するスキー場の一つです。都市部から近い立地でありながら、手軽にウィンタースポーツを楽しめるため、ファミリーや初心者にも人気があります。また、ナイター営業や人工雪設備が整っているため、積雪が少ない年でも安定して利用できる点も特徴的です。


竹田城跡
竹田城跡(たけだじょうせき)は、兵庫県朝来市に位置する山城跡で、「天空の城」として親しまれる日本を代表する観光地です。雲海に浮かぶ姿が幻想的で、特に秋の早朝には多くの観光客が訪れます。国の史跡に指定されており、日本の100名城の一つにも選ばれています。また、2006年には「日本のマチュピチュ」と称され、国内外から注目を集めるようになりました。
明石海峡大橋
明石海峡大橋は、約10年の歳月をかけて完成したもので、兵庫県神戸市と淡路島を結ぶ世界最長の吊り橋で、日本の土木技術の粋を集めた象徴的な建造物です。全長約3,911メートルという圧倒的なスケールと、その美しいデザインから「世界一のつり橋」と称され、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットでもあります。


玄武洞公園は、兵庫県豊岡市に位置する自然豊かな公園で、国の天然記念物にも指定されている「玄武洞」を中心に整備されています。約160万年前の火山活動によって形成された六角形の柱状節理が特徴的で、その美しさと壮大さから多くの観光客が訪れる人気スポットです。また、周囲には美しい自然景観や遊歩道があり、散策を楽しむことができます。
玄武洞公園


南京町
南京町(なんきんまち)は、兵庫県神戸市中央区に位置する中華街で、日本三大中華街の一つとして知られています。横浜の中華街や長崎の新地中華街と並び、多くの観光客が訪れる人気スポットです。南京町には、本格的な中華料理店や雑貨店、そして季節ごとのイベントが盛りだくさんで、グルメや文化を楽しむことができます。




城崎温泉は、兵庫県豊岡市に位置する日本有数の温泉街で、「外湯めぐり」が楽しめる観光地として知られています。約1,400年の歴史を持つこの温泉街は、「日本の原風景」とも称される美しい景観と、豊かな自然に囲まれた癒しの空間です。また、ノスタルジックな雰囲気漂う温泉街は、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットです。
城崎温泉
出石
出石(いずし)は、兵庫県豊岡市にある歴史的な町並みを有するエリアで、「但馬(たじま)の小京都」とも称される美しい観光地です。江戸時代には城下町として栄え、現在でも当時の雰囲気を色濃く残す古い町家や石畳の道が魅力的です。また、地元名物「出石そば」をはじめとするグルメや伝統文化を楽しめる場所としても人気があります。








滋賀県
滋賀県は日本の近畿地方に位置し、「湖の国」として知られるエリアです。琵琶湖(びわこ)という日本最大の淡水湖を中心に発展しており、豊かな自然と歴史的な文化が調和しています。また、古くから京都や奈良に近い交通の要所として栄え、多くの城郭や神社仏閣が点在しています。以下では、滋賀県を訪れる観光客にとって役立つ情報を紹介します。
琵琶湖(びわこ)は、滋賀県に位置する日本最大の湖で、国内唯一の「国際重要湿地」にも指定されています。その広大な水域と豊かな自然環境は、古くから人々の生活や文化を支えてきました。また、「日本の水がめ」とも称され、多くの河川や地下水を育む水源地として重要な役割を果たしています。琵琶湖周辺には観光地や歴史的なスポットが点在し、国内外から多くの観光客が訪れる人気エリアです。
琵琶湖
彦根城
彦根城は、江戸時代初期に井伊直政の次男・井伊直孝によって築かれました。築城には約20年の歳月がかかり、完成後は彦根藩の中心地として栄えました。滋賀県彦根市に位置する日本を代表する歴史的建造物で、国宝に指定されている天守を持つ城郭です。現存12天守の一つであり、江戸時代初期の築城当時の姿をほぼ完全に残している貴重な存在です。また、周辺には美しい庭園や博物館があり、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットです。
長浜城歴史博物館
長浜城歴史博物館は、滋賀県長浜市にある歴史テーマパーク型の博物館で、豊臣秀吉ゆかりの地として歴史的価値が高く、再現された天守閣や多彩な展示を通じて長浜の歴史を深く学べる特別な場所です。豊臣秀吉ゆかりの地として知られる「長浜城」の跡地に建てられています。1983年に開館したこの施設は、長浜の歴史や文化を紹介するだけでなく、再現された天守閣からの琵琶湖の眺望も楽しめる観光スポットです。


延暦寺
延暦寺(えんりゃくじ)は、滋賀県大津市にある天台宗の総本山で、比叡山(ひえいざん)に広がる壮大な寺院群です。日本仏教の発祥地の一つとして知られ、「日本の精神的故郷」とも称される場所です。1994年には「古都京都の文化財」の一部としてユネスコ世界遺産にも登録されています。また、多くの僧侶や修行者が厳しい修行を行う場でもあり、その歴史と宗教的価値は非常に高いです。
メタセコイア並木
メタセコイア並木は、滋賀県高島市にある美しい並木道で、全長約2.4キロメートルにわたって約500本のメタセコイア(別名:メタセコイヤ)が立ち並んでいます。四季折々の風景を楽しめるこの並木道は、「日本の道100選」にも選ばれており、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットです。特に秋には黄金色に染まったメタセコイアが美しく、写真撮影やドライブに最適な場所となっています。


ラコリーナ近江八幡 は、滋賀県近江八幡市にある「たねやグループ」が運営する複合施設で、2015年にオープン自然と調和した美しい景観と、地元の伝統文化を融合させた観光スポットです。広大な敷地には、和菓子・洋菓子の製造工場、カフェ、ショップ、庭園などが点在し、訪れる人々に癒しと感動を与える空間として人気を集めています。「滋賀県の新たなシンボル」とも称されています。
ラコリーナ近江八幡


白鬚神社
白鬚神社(しらひげじんじゃ)は、滋賀県高島市にある古社で、「近江の厳島(いつくしま)」とも称される美しい神社です。琵琶湖に浮かぶ朱塗りの大鳥居がシンボルとなっており、その景観は国内外から多くの観光客を魅了しています。また、日本全国にある「白髭神社」の総本社とされており、古来より長寿や縁結び、開運などのご利益があるとされています。




近江神宮(おうみじんぐう)は、滋賀県大津市にある神社で、日本の歴史と文化を象徴する重要な宗教施設です。第38代天皇である 天智天皇を主祭神として祀っており、「天智天皇の御陵(みささぎ)」が隣接していることでも知られています。また、古くから「近江国一宮」として崇敬を集めてきた格式高い神社であり、多くの参拝者が訪れる観光地でもあります。
近江神宮
多賀大社
多賀大社(たがたいしゃ)は、滋賀県犬上郡多賀町にある古社で、「お多賀さん」と親しみを込めて呼ばれています。日本全国の「延命長寿」の総本社として知られ、古くから多くの人々に崇敬されてきた由緒正しい神社です。また、境内には荘厳な建造物や美しい庭園が広がり、参拝者だけでなく観光客にも人気のスポットとなっています。








和歌山県
和歌山県は日本の近畿地方に位置し、「紀州」とも呼ばれるエリアです。自然豊かな景観と歴史深い文化的遺産が共存する観光地です。特に、熊野古道や高野山といった宗教的な聖地、そして白浜温泉やアドベンチャーワールドといった家族向けスポットは必見です。以下では、和歌山県を訪れる観光客にとって役立つ情報を紹介します。
奥之院(おくのいん)は、高野山(こうやさん)の中心地である金剛峯寺(こんごうぶじ)から少し離れた場所に位置し、真言宗の開祖・弘法大師(空海:くうかい)が入定(にゅうじょう、瞑想したまま永遠の安息に入ったとされる状態)していると伝えられる聖地です。日本全国から多くの参拝者が訪れ、信仰の対象としてだけでなく、歴史や自然を楽しむ観光地としても人気があります。
奥之院
金剛峯寺
金剛峯寺は、和歌山県高野山にある真言宗の総本山で、弘法大師によって816年に創建された日本仏教の聖地です。高野山全体が「紀伊山地の霊場と参詣道」として2004年にユネスコ世界遺産に登録されており、金剛峯寺はその中心的存在として多くの人々が訪れる観光地でもあります。歴史的な建造物や庭園、そして荘厳な雰囲気が特徴的で、信仰の対象であるとともに美しい文化財としても知られています。
熊野本宮大社
熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)は、和歌山県田辺市に位置する神社で、日本の信仰文化を象徴する重要な聖地です。熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)の一つとして知られており、「紀伊山地の霊場と参詣道」として2004年にユネスコ世界遺産にも登録されています。古来より「熊野詣(くまのもうで)」と呼ばれる巡礼の中心地であり、多くの人々が訪れるパワースポットでもあります。


和歌山城
和歌山城は、和歌山県和歌山市に位置する日本を代表する歴史的城郭で、江戸時代初期に築かれた名城の一つです。豊臣秀吉(とよとみひでよし)の弟・豊臣秀長(とよとみひでなが)によって築城され、その後徳川家康の時代にも重要な拠点として発展しました。「日本の100名城」にも選ばれており、現在では地元の人々だけでなく国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットです。
那智の滝
那智の滝(なちのたき)は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある日本を代表する名瀑で、その壮大な景観と深い信仰文化が融合した特別な場所です。落差133メートルという日本一の高低差を持つ「日本の滝百選」にも選ばれており、古来より熊野信仰の中心地として崇敬されてきました。「紀伊山地の霊場と参詣道」として2004年にユネスコ世界遺産にも登録されています。


那智山青岸渡寺は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある天台宗の古刹で、熊野三山(くまのさんざん)の一つとして知られています。創建は4世紀頃と伝えられており、日本最古の仏教寺院の一つとも言われています。「紀伊山地の霊場と参詣道」として2004年にユネスコ世界遺産に登録されており、多くの巡礼者や観光客が訪れる聖地です。
那智山青岸渡寺


瀞峡
瀞峡(どろきょう)は、奈良県・和歌山県・三重県の県境に位置する熊野川沿いの峡谷で、その雄大な自然景観から「日本の秘境」とも称される美しい場所です。国の名勝および天然記念物に指定されており、「紀伊半島の霊場と参詣道」の一部として2004年にユネスコ世界遺産にも登録されています。奇岩や断崖が連なる渓谷美や、澄んだ川の流れ、周囲の豊かな緑が調和した景観は、訪れる人々に感動を与えます。




円月島は、和歌山県西牟婁郡白浜町にある小さな無人島で、その美しい景観から「日本の夕陽百選」にも選ばれています。正式名称は「高嶋(たかしま)」ですが、「円月島」という愛称で親しまれています。島の中央に大きなアーチ状の穴が開いており、夕陽がその穴を透過する様子が「満月」のように見えることからこの名前が付けられました。日本国内でも有数の絶景スポットとして知られ、多くの観光客が訪れる人気の場所です。
円月島
橋杭岩
橋杭岩(はしぐいいわ)は、和歌山県東牟婁郡串本町にある自然の景観美が特徴的な奇岩群で、熊野古道や熊野信仰とも深い関わりを持つ場所です。太平洋に面した海岸線に点在する大小約40~50基の岩柱は、まるで橋の杭のように連なっていることから「橋杭岩」と名付けられました。この景観は国の天然記念物にも指定されており、その美しい姿と海の青さが調和した風景は多くの観光客を魅了します。

